今のうちにやるべきこと
生前整理とは、生きているうちに身の回りのものを整理することを指します。
生前整理を行わない場合、自分が亡くなった後に遺族が整理をすることになります。
しかし、ものが多すぎると、どれを残し、どれを処分すれば良いのか分からなくなるかもしれません。
遺族が自分との思い出を振り返り、悲しい気持ちになることも考えられます。
このような事態を避けるために、今のうちに自分で整理をすることを強くおすすめします。
これからも使用するものや、残しておきたいもの以外は全て処分してください。
特に使い道がなく、ずっと押し入れにしまっていたものは、これからも使われることはありません。
つまり不用品なので、この機会に手放しましょう。
何を残すのか伝えよう
大事にしていたものを、これからも残したり受け継がせたりできることが生前整理のメリットです。
生前整理が終わったら、遺族に何が必要なものなのかを伝えてください。
このコミュニケーションが取れていないと、実際に自分が亡くなった後に、大事なものを捨てられてしまう可能性があります。
ただし、残してほしいものが多すぎると、遺族は困ります。
冷静に生前整理を行い、残すものを数個に絞ることが重要です。
また、誰に何を受け継がせるのかを決めているなら、遺言書にまとめるのが良い方法です。
価値があるものに関しては、それを巡って遺族間で揉め事が起きることがあります。
しかし、遺言書があればそれに従えば良いため、余計な争いを避けることができます。